サムい冬の始まりに…
こきたんのおみそデビューを祝し今夜は盛大なバースデーパーティー!!!
…なんて、本人のいないお誕生日会をやっていたのも数年前まで。さすがに最近はやってません。
ではこんな聖なる夜(?)に何をしていたかというと…
「青い瞳」in シアターコクーン
11月5日18:30
いぇーーーい!!!!
懐かしい生き物が入り口でお出迎え。
それではさっそく恒例の観劇レポ(ネタバレあり)いきまーす!!
まず
帰還兵ツトム役:中村獅童
ツトムの妹ミチル:前田敦子
ミチルの恋人サム:上田竜也
この辺りが主要登場人物
コクーンは添い寝以来。夏はずっとオーチャードだったので箱の小ささに感激!
それではレポを。
えーーーー。
えーーーー…
えーーーーーーーーっと…
正直なところ、全然意味がわかんなかったよぉぉ〜( ;´Д`)
自分の理解力と想像力の無さに泣けてくる( ;´Д`)
添い寝も意味不明だったけどニーナは意味不明を極めすぎて逆に自分だけの解釈に落とし込むことができたのに比べ、今回はわかりそうでわからない微妙なラインだから要するにわからないw
とりあえず
最初に出てきた上田竜也はサムというよりヒロシだった。
黒髪なのかと思ったら茶髪だった。
仲間達にミチルに連絡しろ!ってイラだっている時が1番かっこよかった。
仲間がコモリを暴行してる間ミチルを抑えてるサムの手に萌えた。
ツトムみたいな面倒臭い男とは絶対に結婚したくないと思った。
タカシマみたいなおかしな男とは結婚どころか関わりたくないと思った。
そんなところです。薄い感想にもほどがあるw
個人的にあっちゃんの声が特徴的すぎてミチルが喋るとホラー映画や世にも奇妙な物語を見てる気分になる。
あの声で「私が今何を考えているかわかる?」ってサムに聞いた時が1番ゾワッってした。怖いよー(>_<)
そして意外とキンタローのあっちゃんのモノマネは似てるんだなと思ったw
ミチルだけでなく登場人物ほとんどが見方によってはホラーな一面があると思うんだけどツトムのママはやたらツトムに執着してて怖いし、ミチルほったらかしでそりゃグレるよねって感じ。
ツトムはツトムでなぜ笑うのかとかいちいち筋道立てないといけないし、釣りするし、尾行するし、キレるしヤバいw
そして群を抜いてヤバいのが勝村政信さん演じるタカシマケンイチ。ツトムママが砂糖こぼしただけで発狂するし蟻見つけたら踏み潰すし本当はタカシマじゃなくてオノだしいろいろ狂ってるwww
終始シリアスに話が進むなか、展開されていく勝村劇場。
クックックックックックックックックックックックックックックックックックックッwwwwwwww←笑い声なげー!
砂糖入れたコーヒーがこぼれるほどかき回すし、ツトムにコーヒー飲めるようになったんですねって言われたら「コーヒーが南米のもんじゃい(なんぼのもんじゃい)!!」っていうし、ミチルと話してる時はジュース吐くし、空のコップ咥えて遊んでるし。恐怖でしかないw
この勝村劇場が劇中唯一の笑いどころで客席からも笑い声漏れてたんだけど隣のおば様は特にツボだったらしく勝村さんが何かするたびに笑いが堪えきれず…ブーッ!!って吹き出してるのが私のツボだったw
そんな感じで変人ばっかりだからサムがまともな人に見えてくる不思議。
サムだって仲のよかったコモリが死んでも気にしてないところとかだいぶヤバいと思うけど、チンピラのくせに恋人のお兄さんにはちゃんと敬語で話すし、何よりツトムの意味不明な話を困惑しながらもちゃんと聞いてあげてる姿が健気で好き。
ロバ丸のスニーカーの紐思い出すw
最後の方は多根彦ちゃん降臨しちゃったかなっていう狂気もあればカエル探してる姿はメルヘンでしかないし、もう好き!
そんなこんなでサムっていい子なのかと思いきや…
ジュンコがコモリの事件の真相を警察に密告してサムを含めたチンピラ達は警察に追われる。逃走するも警察に見つかり拳銃を向けられる。チンピラ達が揉み合うなか、拳銃を手にしたサム。
そしてその引き金を引くサム。
撃たれるツトム(とセンター席にいた私)。
また撃たれるツトム(とセンター席にいた私)。
倒れたツトムに駆け寄るツトムママ。
…ん?ドリボかな?笑
ツトムに執着してるわりに肝心なところで来るのが遅いママ。
ドリボならここで間違いなく美波里様が体を張ってカズヤを守り最終的に「僕の母です!(キリッ)」って崇められる展開だったのにツトム死んじゃったじゃん!!!
それよりサム!撃つなよ!
客席に向かって撃つからセンターブロックのお客さんみんなビクッてなってたわ!獅童さんはいいよ稽古してるんだから!私達はマジで死んだと思いましたwまぁ上田竜也に撃たれて死ぬなら本望ですが。
はい、ダーっと書いてみたはいいものの結局意味がわからない。
とりあえず言えるのはピアノ弾いてるジュンコ役のエミ・エレオノーラは清水ミチコに似てるなということと、この登場人物全員狂ってる難解な物語を書き、私を大困惑させる張本人の岩松了さんはツトムの父としてTV見ながらご飯食べてるだけの唯一平凡な人物を演じているということです。
これからパンフレットとか読んで物語の流れとそれぞれの解釈なんかある程度理解した上で2回目に臨めたらいいな。無理かな。意味不明だろうな。
カーテンコールではいつもの市原隼人っぽいお辞儀。サムもチンピラだしいいけどよw
そして獅童さんからたちゃんに手を差し伸べ、それに応えるようにガシっと握手。
一列に並ぶとエミさんは美脚であっちゃんは意外とO脚なんだなと思ったw
スタオベはなかったけどこの状況じゃ私はスタオベできなかったと思うからよかったかな。
そうそう会場着いた時ゴツい車が停まってて降りてきた志村けんに続いて会場入りすることにw
志村〜後ろ後ろwww
志村けんはこの脚本の意味理解できただろうか…。