2つ目の脳みそ

私の私による私のためのブログ

ボケ防止

ウォォォタァァァアアアアッッッ!!!!

昨今の心境の変化の記録。

パンドラの箱の底に希望を見つけた今(前記事参照)、私の気持ちは一歩前に進んだ。

それはこれまで3年間少しずつ進んでは戻り、戻っては進みをちまちま繰り返していた一歩と違ってお股が裂けそうなくらい大きな一歩だった。


なんでかライブが終わった瞬間「お互い吹っ切れたね!よかったね!」って言いたくなった。聖も私もやっと吹っ切れた。

なんだこの気持ちは!!!

今まで感じたことのなかったこの気持ちは!!!

ウォーーーーターーーーーーッ!!!!(←ヘレンケラーのやつ。マイボスの見すぎ。)


もしかしたら聖はとっくに吹っ切れていて、それはINKTを始めた時からそうだったのかもしれないけど、私が感じ取れたのは今回が初めてだった。 


去年初めてINKTのライブに行った時は、INKTが好きなのかそうでないのか、それすら自分でわかってなくて、とにかく聖が新しく歩き出した道をこの目で見ておきたい、という気持ちだった。


前回は、INKTは好きだけど真ん中で歌う聖の後ろに、KAT-TUNの聖がチラチラ見えているような感覚。とても楽しかったけど、これは元KAT-TUN田中聖を見ているから楽しいのかな?それともINKTのKOKIを楽しんでいるのかな?そこがよくわからなかった。


今回。

過去に感じたモヤモヤや疑問みたいなことライブ中1度も考えなかった。

とにかく目の前にはめっちゃ楽しそうにしてる聖がいて、私も本当に楽しかった。いい感じに肩の力が抜けて、等身大の田中聖がそこにいた。


その姿を見た時、何だこれは!!!今までと違ってバンドの音も、聖の声もすごく鮮明に、色鮮やかに聞こえる!!!!まるでINKTというインクが私というキャンバスにぶちまけられたよう!!!(意味不明)


頭の中にバシバシ響き渡るINKTの音楽。



W・A・T・ E・R…


ウォーーーーターーーーーーッ!!!!

私が新しい感覚を手に入れた瞬間である。


INKTの曲には詞を書いた聖の想いがこれでもかと込められていて、ライブには今の聖の生き様がありのままに現れてる。

こんなにストレートに伝えてくれているのに、今までどうしてそれを見ようとしなかったんだろう。


今になって思うと、ついこの間までの私はINKTのKOKIを肯定することはKAT-TUNの聖を否定することになると考えていたような気がする。

だからなんとなくINKTを好きだって言うのも、KOKIを手放しで褒めることにも抵抗があったというか。


だけど聖には今まで以上に活躍して欲しいし、輝いて欲しいという矛盾。


それでまだそんなにグループに愛着ないから〜とか忙しくて〜とか言い訳しながら、CD聞くことからも、ライブに足を運ぶことからも逃げてたんだよ。


だけどINKTのKOKIの肯定とKAT-TUN田中聖の否定はイコールで結ばれるものではない。


好きなものは好き、いいものはいいと言えばいい。

そう私に全身を使って気付かせてくれたのは紛れも無くサリバン先生…ではなく田中聖である。



ファンに向かって後悔しない人生を過ごして欲しいと訴える聖。

お前がな!!ってつっこみたいけど、聖だから言える言葉だし、重みがある。重みありすぎ。でもそれがいろんな経験をして今を迎えた田中聖のリアルであり、魂の叫びなのだ。

(ヤバい、JOKERさんみたいなこと言ってるーw)


俺には夢がたくさんある。毎日小さな夢から1つずつ叶えていきたい。絶対諦めたくない。っていう聖。

何百人の中から選ばれ、デビューして、1位がとれて、ミリオンヒットもして、東京ドームや海外公演もして、TVにもたくさん出て、ファンもたくさんいて…誰もが羨む人生を歩みながらそれを失った時、腐らずに0からやり直せる男、夢を追いかけられる男で本当によかった。


1度は0に、マイナスにすらなったかもしれないけど、今の聖は0ではない。

この3年、必死に積み上げてきたものがあるから。


そもそも過去に積み上げて来たものだって形は無くなれど、聖の中には経験としてずっと残っていると思いたい。

これからは昔に比べたら1積み上げるためにものすごい時間もかかるだろうし、また積み上げたものが簡単に崩れる時が来るかもしれない。

でもこの男は諦めないだろう。





「一流企業を辞め、バンドを始めた30代の男。夢見がちで、無謀で、甘い言葉を恥ずかしげもなく言う。ガラスのようにもろいが、ただ突き進むのみ。」


この最高に信用ならんスペックよwww

これだけ見たら相当ヤバい人だけど、それが田中聖だから私はなんとなく信じられる。


またこの人の将来が楽しみだって思える日が来てよかったな。







We can do anything we want to if we stick to it long enough.


                                                Helen Keller